富士山はきょう、山開きを迎えた。山梨県側ルートでは今年から初めて登山規制が行われている。午後4時〜翌日午前3時まで5合目ゲートを閉鎖し、1日の登山者数を4000人に制限。超えた場合は山小屋の宿泊者を除き通行禁止。また1人2000円の通行料を徴収。近年、外国人観光客を含め、富士登山は大人気となっている。度々立ち止まらなければ登れないほど人が多い状態となっている。その中、問題となっているのは観光の延長で山に登る軽装登山と弾丸登山。弾丸登山とは山小屋に泊らず、夜通しで山頂を目指す登山で、高山病、ケガのリスクが高まる。去年夏、山頂付近を取材した際には、寒さで動けなくなった外国人登山者の姿が見られた。この時、山頂の気温は5.2度。きょうの取材でも半ズボンで登山を使用とする外国人登山者の姿がみられた。入山規制により混雑緩和、弾丸登山回避に繋がるのかがポイントになっている。