3ヶ月前、惜しまれながらお別れしたのがジャイアントパンダたち。和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドでは、今から31年前世界で初めて中国と共同でジャイアントパンダの繁殖研究を開始。31年間で17頭の赤ちゃんパンダが誕生した。長年、白浜町もパンダ一色。モニュメント、看板、マンホール、パンダバスやパンダ列車まで登場し観光の柱に。関西大学・宮本勝浩名誉教授の試算によるとその経済効果は31年間で約1257億円にも上った。しかし、今年6月アドベンチャーワールドにいる全4頭のパンダが中国に返還されることに。公開最終日にはサン!シャインでも生中継。開演前の行列は約1400人。白浜町と切っても切れない関係だったパンダがゼロに。涙と熱狂から約3ヶ月。パンダがいなくなったパンダの町。サン!シャインがアドベンチャーワールドに向かってみると意外な光景が。パンダがかつて過ごした屋外施設に人だかり。さらに、パンダ舎周辺にも長い行列が。熱心にカメラを向ける人も。しかし、その先にはただの芝生のみ。パンダはいないのに一体何を!?