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「山田恒講師」 のテレビ露出情報

山田先生が米粉を使って福島県の企業と開発したのが米粉麺。吉田は味の感想にモチモチ感が強く、米の香りもして美味しいと答えた。山田先生は讃岐うどんと同じ食感だという。目指したのは小麦粉で作られる讃岐うどんと同じ食感。讃岐うどんの食感を数値化したグラフがあるがこれを米粉で再現しようとするとなかなか難しい。その理由は米粉にはグルテンがないため。小麦粉に水をくわえてこねることで2種類のタンパク質からグルテンが形成される。グルテンは網目のような構造をしていて粘りと弾力両方の性質があり麺のコシやパンのふんわり仕上げるのに役立つ。うどんの食感はグルテンによるもの。そのために米粉だけで作ったうどんはコシがなくすぐにちぎれてしまう。しかし山田先生が開発した米粉麺はうどんのようなコシがあり簡単にはちぎれない。山田先生は米粉には片栗粉を少し入れていると答え、片栗粉はじゃがいものデンプンであり、デンプンは粘り気が強いもので讃岐うどんのような食感になるという。米粉麺の食感を示したグラフに讃岐うどんのグラフを重ねてみるとその触感はほとんど一緒。このような米粉を使った食品の研究や製粉技術の向上しその活用の幅が広がっている。米粉によって米の消費が増えれば日本の食料自給率がアップにつながり、多様な生き物を育む水田をまもることにつながる。またグルテンフリーについて兵庫医科大学の山田恒講師はグルテンフリー食は小麦アレルギーやグルテン不耐症な人のための食事で、グルテン関連疾患がない人が健康になるという医学的な調査結果はでていないという。

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