開幕まであと1年となったデフリンピック。聴覚障害のある人たちのスポーツの国際大会で、日本での開催は初めて。デフリンピックの名前は、聴覚障害のある人を英語で「デフ」と「オリンピック」を掛け合わせている。4年に1度開かれ、第1回のパリ大会が1924年に開催されてから来年で100周年となる。東京都内イベントが開かれた。メダルのデザインが発表された。選手が活躍して大きく羽ばたいていくことを願って、折り鶴などがデザインされている。盛り上がりを見せたのが、目に見える形での応援スタイルの初披露。2017年のデフリンピック金メダリスト、陸上・山田真樹選手は「一体感のある応援を世界にアピールできるのがいいと思う」と語った。前回のブラジル大会で日本選手団では、金メダリストの陸上男子100m・佐々木琢磨選手、競泳男子・茨隆太郎選手、藤原慧選手が活躍。金メダル12個を含む過去最多の30個のメダルを獲得。デフリンピックの競技の工夫について紹介。日程は、来年の11月15日〜26日までの12日間。参加する国と地域は70〜80、3000人ほどの選手が出場。行われるのは21競技。ルールは五輪とほぼ変わらず、パラリンピックと違って障害のクラス分けはない。