イラン情勢の悪化を受けナフサの供給にも影響が出始めている。「わさビーフ」などで知られる山芳製菓は工場の一時操業停止という苦渋の決断をした。じゃがいもを揚げる工程で重油を使用するが、先週火曜日ごろ、納入業者から「供給できない」と通達があったという。山芳製菓・加田社長は「我々は週単位で工場に重油を供給している。去年はじゃがいもの不作もあって年末年始は非常に制限があった」などと述べた。現時点で工場再稼働のめどは立っていない。原油を蒸留して得られるナフサからはエチレンやプロピレンなどの「石油化学基礎製品」が作られる。それをもとに食品トレーなどのプラスチック製品、靴下のような衣料品、シャンプーといった身近にある様々なものが生み出され、ナフサは「魔法の液体」とも呼ばれている。包装用品や文具、事務用品を扱う専門店にはナフサ由来の商品が溢れていた。シモジマ広報室・神永室長は「今後、長期化した時には影響が出かねないと懸念がある」などと話した。きのう赤沢大臣は「トータル国内需要の約4カ月分を確保可能と見込んでいる」などとと述べた。
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