名門智弁学園に挑むのは、ノーシードから勝ち上がり、最強の挑戦者を自負する岐阜城北。3回、チャンスを作る。セーフティースクイズ。先制点をものにしたのは岐阜城北。奇策で揺さぶり下克上の火をともす。岐阜城北のエース中本陽大は、7回ランナーを三塁に背負い、智弁学園は佐坂悠登が。1番佐坂、きょう3安打目のヒット。じわりと差を詰められる。さらに8回。ランナー二塁で7番山崎光留。三遊間破ったが外野からすばらしいボールがかえってきてアウト。つかんだ流れは逃さない。下克上達成まであと1イニング。三塁ランナーはタッチアップのスタートで帰ってきて1点差。簡単には勝たせてくれない。あとアウト2つ。なおもピンチで、ここまでノーヒットの2年生4番、中道優斗。三遊間。甲子園での初ヒットは、9回ツーアウト、同点のタイムリーヒット。大会初日、ノーアウト、二塁一塁から始まる夜のタイブレーク。悪送球で勝ち越しを許す。相手の勢いを防げず、この回、重い3失点。それでも最強の挑戦者は決して諦めない。しかし延長11回、再び3点を追う展開。ダブルプレーで試合は終了。甲子園の大時計は午後9時36分。最強の挑戦者、あと一歩及ばず。
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URL: http://www.ip.mirai.ne.jp/~jyohoku-hs/
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