新見市にあるJAの施設で開かれた品評会には、22軒の農家から「白鳳」や「浅間白桃」など6つの品種計22点の赤い桃が出品された。岡山特産の桃と言えば皮が白っぽい「白桃」が有名ですが、新見市では主な出荷先の広島県で赤い色が好まれることから、多くの農家が実に日光を当てて赤くなるように育てている。品評会では、岡山県やJAの担当者ら12人が赤い桃の見た目を確認したあと、専用の機器で糖度を測ったり、試食したりして甘みや食感などを確認していた。新見産の赤い桃の出荷は、来月上旬にかけてピークとなり、JAは去年よりも20トンほど多い約100トンの出荷を見込んでいる。新見農業普及指導センターの田中新二所長「糖度も十分で非常に美味しい桃が出来ている」などと話した。