- 出演者
- 北村紀一郎 福井慎二 田代杏子 松岡忠幸 柴田拓 合原明子 加藤成史 伊藤雄彦 坂下恵理 堀井優太 藤本貫太郎
1999年にオープンした塩尻市の「チロルの森」は自然豊かなオーストリアのチロル地方をイメージしたテーマパーク。動物とのふれあいやアトラクションなどで幅広い世代に親しまれてきましたが年々、来場者数が減少していたところにコロナ禍が追い打ちをかけ4年前に閉園した。しかし、地元から再開を望む声が上がったことなどから、今月27日からことし9月1日までの期間限定で営業が再開されることになった。きょうも再開に向けた準備が進められ、職員はゴーカートのエンジンやハンドルが正しく動くか確認したり、やぎの小屋を掃除したりしていた。運営会社では、今回の営業期間中の来場者数などを分析し、本格的に営業を再開させるか判断するとしている。
近江町市場に設置されたのは、長さ60センチ、重さ約30キロの氷の柱です。普段は鮮魚などの保存に使われる氷から切り出され、25日から市場の13か所に設置された。厳しい暑さが続く中、買い物客や観光客にひとときの涼しさを感じてもらうのが目的で近江町市場の夏の風物詩になっている。ことしは元日に発生した能登半島地震からの復興を願い「私たちは能登を応援しています」と書かれたステッカーが入った氷も用意され、市場を訪れた人が写真におさめていた。
中能登町の「石動山ユリ」は国の史跡に指定されている石動山の山岳信仰が盛んだったときに、修験者がいまの新潟県から持ち帰って植えたと伝わるヤマユリ。一時数が少なくなったが、保護対策が進められ2007年に町の花に指定された。今年は例年に比べ数日早く咲いたという。「石動山ユリ」を保護・管理している袋井静雄さん「地元の人が昔から守ってきた花と呼ばれている。ぜひ見に来てほしい」などと話した。石動山ユリは間もなく見頃を迎え、8月上旬まで楽しめるとのこと。
田村市や三春町など田村郡では、約200人の農家が「夏秋ピーマン」を栽培していて、去年は県全体の8割にあたる1400トン余りを出荷している。このうち、田村市の佐久間金洋さんの畑では収穫の最盛期を迎えている。佐久間さんによると、今年は暑さに加え雨が少なかったため、実の成長に必要なカルシウムを土の中から十分に吸収できず、一部が黒く変色する「尻腐れ」と呼ばれる症状が多く見られ、収穫したうちの1割余りが出荷できない状態になっているという。佐久間さんは「苦みがなく子どもでも食べられる」などと話した。
「ひ門」は、大雨で川の水が用水路などを逆流するのを防ぐため堤防に設けられた施設で、県が現場で操作する人の安全などに配慮して今後、自動化を進めていく考えを6月議会で明らかにしている。県内には、県が管理する「ひ門」や水門が計913か所あるが、このうち何か所が自動化されているのかを県も把握していなかった。県によると、NHKの求めに応じて確認を進めた結果、人が現場で操作しなくても水圧で自動的に開閉する構造になっている施設は全体の38.3%に留まることが分かったという。また、NHKが九州・沖縄の各県に取材したところ、自動化された「ひ門」などの割合は長崎県が72.5%で最も高く、次いで大分県が66%、宮崎県は下から2番目の低さだった。東京大学大学院総合防災情報研究センターの松尾一郎客員教授は「河川が速く流れるから、人の手で人為的に操作することは非常に困難」などと話し、河野知事は「実態まで把握できなかった状況を反省しながら必要に応じて自動化を図っていく」などと話した。
新見市にあるJAの施設で開かれた品評会には、22軒の農家から「白鳳」や「浅間白桃」など6つの品種計22点の赤い桃が出品された。岡山特産の桃と言えば皮が白っぽい「白桃」が有名ですが、新見市では主な出荷先の広島県で赤い色が好まれることから、多くの農家が実に日光を当てて赤くなるように育てている。品評会では、岡山県やJAの担当者ら12人が赤い桃の見た目を確認したあと、専用の機器で糖度を測ったり、試食したりして甘みや食感などを確認していた。新見産の赤い桃の出荷は、来月上旬にかけてピークとなり、JAは去年よりも20トンほど多い約100トンの出荷を見込んでいる。新見農業普及指導センターの田中新二所長「糖度も十分で非常に美味しい桃が出来ている」などと話した。
エンディング映像。