全国のこども食堂の数は、昨年度1万ヶ所を超えているが、2018年度から5倍近くまで増えているという。幸手市ではパン職人が一時は閉店を考えていたパン屋をこども食堂に生まれ変わらせた。中学生以下の子どもたちに1日8食限定で、日替わりのメニューを300円から提供している。こども食堂を始めた已谷茂さんは東京や岡山のホテルで職人として30年働いたあと、2000年から幸手市にパン屋をオープンした。已谷茂は「朝ご飯を食べていかない子とか、生活困窮しているという話があったのでこども食堂にチャレンジという形でやっている」などと話した。先週はピザ作り教室を開いたという。