池谷さんは本当に奇跡、こんな大逆転は見たことがないとコメント。日本は床が終わった時点では好スタート。その後、中国にリードを許し、鉄棒の前についた点差は3.267。この点差は多少の失敗では変わらないものだという。池谷さんは日本は追うしかない感じだったため、追う方が強かったところはあるなどと話した。勝利のポイントについて、1人目の杉野正尭が完璧な演技をしたことで、中国の2人目に焦りが出た。その後の岡慎之助も完璧な演技をしたことで中国の蘇煒徳に相当なプレッシャーがかかった。もう1つのポイントは引き算。橋本大輝の予選の演技構成は6.6、決勝では「開脚トカチェフ」と「アドラー1回ひねり」を抜き、6.0の演技構成にした。池谷さんは完璧さを求め、10点満点から引かれる部分を少なくしたのが勝利につながったと話した。