- 出演者
- 今村涼子 久冨慶子 井澤健太朗 佐々木快 森山みなみ
オープニング映像。
29日に行われたパリ五輪の体操男子団体決勝。最大のライバルは中国、去年行われた世界選手権では日本に続き、2位の成績を収めている。第1種目のゆかはエース・橋本大輝を中心に全員が14点台をマークした。第2種目のあん馬で橋本大輝はミスをしてしまうが、第4種目の跳馬では高得点を叩き出す。第5種目の平行棒で日本は次々と高い難度の技を見せる。しかし、最終種目の鉄棒を前に中国との差は3.2ポイントに広がる。金メダル絶望的となった日本は2位で最終種目の鉄棒に臨んだ。日本は杉野正尭と岡慎之助が高い難度の技を見せ、橋本大輝につなぐ。すると、中国の蘇煒徳が2度落下し、得点は11点台。橋本大輝はミスのない演技を見せ、金メダルを獲得した。ミスをした中国の蘇煒徳は試合後の会見で謝罪した。
池谷さんは本当に奇跡、こんな大逆転は見たことがないとコメント。日本は床が終わった時点では好スタート。その後、中国にリードを許し、鉄棒の前についた点差は3.267。この点差は多少の失敗では変わらないものだという。池谷さんは日本は追うしかない感じだったため、追う方が強かったところはあるなどと話した。勝利のポイントについて、1人目の杉野正尭が完璧な演技をしたことで、中国の2人目に焦りが出た。その後の岡慎之助も完璧な演技をしたことで中国の蘇煒徳に相当なプレッシャーがかかった。もう1つのポイントは引き算。橋本大輝の予選の演技構成は6.6、決勝では「開脚トカチェフ」と「アドラー1回ひねり」を抜き、6.0の演技構成にした。池谷さんは完璧さを求め、10点満点から引かれる部分を少なくしたのが勝利につながったと話した。
平均年齢41.5歳の初老ジャパンは総合馬術で92年ぶりにメダルを獲得した。渡辺弘さんは42歳でソウル五輪に出場した。戸本一真(41歳)が乗る馬は15歳。通常、競技に出る馬は10歳前後といわれ、この馬も初老かもしれない。特に難しいのが2日目に行われたクロスカントリー。大岩義明は東京五輪で人馬転倒し、失権してしまった。そのクロスカントリーを終えて3位につけた日本。しかし、3日目の障害馬術前にアクシデント。馬の健康状態をチェックする馬体検査で北島隆三の馬がクリアできず、日本は20点減点されて5位に後退。代わりに田中利幸(39歳)が登場し、わずかな減点で終えた。3番手の大岩義明(48歳)は馬に声かけをし、見事な演技をみせた。大岩義明は2003年にニットーに入社。入社当時は営業などをしていたが、現在は馬術一本。
1932年のロサンゼルス五輪で金メダルを獲得したバロン西こと西竹一。その後、戦争に身を投じ、映画「硫黄島からの手紙」には西中佐として登場する。そして今回、バロン西から92年ぶりの快挙となった。
北海道北見市議会・西垣内義章議員。議会からパワハラを認定されたトラブルは北見市内のごみ処理施設で起きた。今月22日、施設に家財道具を持ち込み、施設の職員がごみを分別するよう促した際、「ぼーっとしないで手伝え。お前らの仕事だ。俺が市議だと知らないのか」と発言。市議会は26日、一連の発言がパワハラにあたるとして西垣内市議を厳重注意。飯田修司議長は今回の問題を受けて市議のハラスメント防止条例の制定を検討していく」としている。
家族3人が殺害された事件。静岡県菊川市でおととい夫婦と次女が殺害され、現場から男が逃走。凶器とみられる刃物が残され、3人には複数の切り傷があった。殺人の疑いで全国に指名手配された夫婦の孫。容疑者は事件後JR掛川駅の防犯カメラに映っていて、新幹線で逃走したとみられている。。
バスケットボール女子予選ラウンド、日本対アメリカ。日本は得意の3Pシュートで攻勢を仕掛けた。最後までアメリカに力の差を見せつけられた。次の相手は世界ランキング19位のドイツ。
張本智和は混合ダブルス初戦敗退の無念を晴らすべくシングルスの初陣へ。格下のマーティン・アレグロに対しゲームを支配し続け、22分での決着となった。一方、平野美宇もイタリアのピッコリンを4ゲーム連取で下した。
フェンシング女子サーブル個人の江村美咲はフェンシング日本女子初のメダル獲得へ初戦、接戦を制した。しかし、まさかの3回戦敗退。
バドミントン女子ダブルス予選、志田千陽と松山奈未のペアは世界ランキング19位のインド相手に序盤から壮絶な打ち合いとなった。
バドミントン女子ダブルス予選、志田千陽と松山奈未のペアはロングラリーを制すとそのままストレート勝ち。渡辺勇大と東野有紗のペアは香港に対し互角の勝負を制した。
体操男子団体、最大のライバルは中国。日本が2大会ぶりの金メダル。橋本大輝がインタビューに応えて「試合を迎える前にラストミーティングで萱和磨がやっぱりとりたいと本気で語っていた。皆のために金メダルをとりたいと心の底から思えて戦えた」などと話した。
スケートボード男子ストリート結果:1位・堀米雄斗、2位・ジャガー・イートン、3位・ナイジャ・ヒューストン。堀米が2大会連続で金メダルを獲得。前回の東京五輪から新たに採用されたスケートボード。初代金メダリストとなった堀米。パリ五輪までの道のりは険しいものだった。東京五輪後堀米を苦しめた理由の1つが採点方法の大幅変更。堀米雄斗が「あきらめかけたこともあったし、1%ぐらいの可能性だったと思うが、1%を最後まで信じてやってこられて、最後に実ってすごくうれしい」などと話した。