29日に行われたパリ五輪の体操男子団体決勝。最大のライバルは中国、去年行われた世界選手権では日本に続き、2位の成績を収めている。第1種目のゆかはエース・橋本大輝を中心に全員が14点台をマークした。第2種目のあん馬で橋本大輝はミスをしてしまうが、第4種目の跳馬では高得点を叩き出す。第5種目の平行棒で日本は次々と高い難度の技を見せる。しかし、最終種目の鉄棒を前に中国との差は3.2ポイントに広がる。金メダル絶望的となった日本は2位で最終種目の鉄棒に臨んだ。日本は杉野正尭と岡慎之助が高い難度の技を見せ、橋本大輝につなぐ。すると、中国の蘇煒徳が2度落下し、得点は11点台。橋本大輝はミスのない演技を見せ、金メダルを獲得した。ミスをした中国の蘇煒徳は試合後の会見で謝罪した。