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「岡田美術館」 のテレビ露出情報

屏風は日本古来のインテリアとして風よけや間仕切りに使用されてきた。やがて実用品の枠を超えて絵師たちが腕を競う日本美術の檜舞台になっていった。画面いっぱいに舞い踊る扇はめでたきことの象徴としたものなどがあるがその頂点にあるのは金屏風。神奈川県小涌谷にやってきたのは高島礼子。岡田美術館にやってきたがここで眩しいまでの展覧会が開催されている。金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―では金屏風が全28点。全てが光り輝いている。春夏花鳥図屏風は狩野派の絵師による豊穣なる情景。この展覧会で最も古い桃山時代の金屏風。ひときわ目を引くのは木々と山々の間にたなびく黄金の雲。その力強さを生むのが金運のどっしりとした質感。胡粉という貝殻を粉にした絵の具を輪郭部分に盛り上げ、そのあとで金箔を押すことで雲がくっきりとしている。また金屏風には格別の意味がある。岡田美術館の小林忠さんは古い屏風がきれいな状態で保たれていたのは滅多に使わなかったためで、晴れの丁度品として日本の室内はそう明るくはなく、晴れの儀式に並べられた金屏風が室内空間を明るく華やかに装う美しい反射板という効果もあったという。そして戦国時代に織田信長や豊臣秀吉らきらびやかさを愛した武将たちが好んだことで金屏風は大いに発展。
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
URL: http://www.okada-museum.com/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月19日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
江戸時代後期、風景画の浮世絵師として大人気だった歌川広重の代表作が、江戸から京都を結ぶ東海道沿いにつくられた53の宿場の様子を描いた「東海道五十三次」。当時、風景画の第一人者として人気だった葛飾北斎のデフォルメされた画風に比べて広重の風景画は実写に基づく作品が多く、当時の人たちは旅のガイドブックとして使っていたとも言われている。「東海道五十三次」が完成して今[…続きを読む]

2024年5月11日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
金屏風の超大作の二条城行幸図屏風。描かれた人物の数は1322人でひとりひとり出で立ちや表情も細やかに描かれ建物や丁度品まで精緻に描写されている。寛永3年の9月に時の後水尾天皇が二条城に行幸した際の行列で特筆すべきは、京のまちなみや見物する群衆を描かずに金粉によって隠している。その華やかさだけを描くという美意識。左隻には二条城の様子が描かれ、到着した天皇は顔を[…続きを読む]

2024年4月23日放送 11:55 - 13:55 日本テレビ
ヒルナンデス!ローカル線ぶらり旅
箱根登山電車でご当地グルメ旅。予定通り45分後の電車に間に合い3駅目・小涌谷駅へ。松尾さんの地元だという。地元の方に台湾カフェを教えてもらったのでそこを目指すことにしたが、2年前に木曜ヒルナンデス!で来店していた「HAKONE PICNIC」だった。ここで松尾さんの同級生のお父さんにお店を聞き、小涌園へ向かうことに。岡田美術館に併設している飲食店を発見した。[…続きを読む]

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