福島県二本松市岩代地区で配布された「岩代おじさん図鑑」は地区に住む50~80代のおじさん20人の生態を紹介している。年齢をレベルで表現するなど、ゲームの攻略本風のデザインが特徴でネット上で話題となった。岩代地区は市内で最も高齢化率が高い地域で住民の45%以上が65歳以上。考案した岩代観光協会の有野真由美さんはおじさんツーリズムをしてほしいと語った。記者が岩代地区を歩いているとお面集めが趣味の斎藤さん(レベル65)を発見した。納豆職人の渡辺さん(レベル74)は商売にもつながってありがたいと語った。民宿を経営する山崎さん(レベル65)はこの図鑑を見て遊びに来てくれれば嬉しいと語った。寺門アナはNHKもおじさんばっかりで見分けがつかないので識別能力が欲しいと語った。地方創生は若い人を獲得しようとばかりするが、おじさん世代をどう生かすかが重要との話になった。