米軍は日米同盟の抑止力や対処力を強化するため、今後数年かけて3つの在日米軍基地の航空機を更新する方針を明らかにしている。その一環として、山口県岩国市の米軍岩国基地に米海軍のCMV22オスプレイが配備される方針であることが、地元や政府関係者への取材で分かった。沖縄県の普天間基地と東京の横田基地にはそれぞれ海兵隊と空軍のオスプレイが配備されているが、海軍のオスプレイが国内に配備されるのは初めてとなる。また、岩国基地には海軍の最新鋭のステルス戦闘機F35Cも新たに配備される方針だということだ。防衛省の幹部が来週にも山口県を訪れ、計画を伝えることにしている。