自民党の石破総裁は明日召集の臨時国会で岸田総理の後継の総理大臣に指名され、その後石破内閣を発足させる。石破氏は衆議院の解散について「新体制ができれば国民の信をできるだけ早く問うべきだ」としていて自民党幹部によると石破氏は早ければ来月9日にも衆議院を解散し、総選挙を15日公示27日投開票の日程で最終調整に入ったという。石破氏は30日小泉進次郎元環境大臣を選挙対策委員長に起用するなどの党の役員人事を行い、明日には閣僚人事を行う。官房長官は林芳正氏を続投させ財務大臣には加藤勝信元官房長官を起用するほか、外務大臣には総裁選で石破陣営の選対本部長を務めた岩屋毅元防衛大臣を内定している。また石破氏の側近の赤沢亮正衆院議員を経済再生担当大臣に、三原じゅん子参院議員をこども政策担当大臣に起用する方針で2人とも初入閣となる。