岩屋外務大臣は訪問先の中国で王毅外相と会談。岩屋大臣が東シナ海、南シナ海そして、台湾を巡る状況について懸念を示したものの両外相は、意思疎通を深め地域の平和と安定に対する責任の共有が重要である点を強調し来年の早い時期に安全保障の話し合いを予定しているとした。福島第一原発の処理水の海洋放出が始まって以降中国は日本産水産物の輸入を全面停止し、懸案事項となってきたが会談で、両外相は輸入再開に向け、今年9月の日中両国による合意内容を実施する方針を確認した。しかしながら、中国は輸入再開の条件として監視体制の強化と独自の検査の実施を求めている。