岩手県生活協同組合連合会は国の補助金の縮小を受け、定期配達の灯油価格を今月29日から5円値上げし、1Lあたり121円とすることを決めた。資源エネルギー庁によるとガソリンや灯油などの小売価格は今月19日以降2〜3週間かけて全国平均で1Lあたり最大5円程度値上がりし、来月16日以降さらに最大で5円程度段階的に値上がりする見通し。県生協連は定期配達の灯油価格を121円とすることを決めた。1缶18Lではいまより90円高い2178円とする。補助金の縮小を受け県生協連は来月20日以降さらに値上げする方針。県生協連は「暖房などをよく使うこの時期の値上げは消費者に対して心苦しい。国には引き続き灯油の価格高騰対策をしてもらいたい」としている。