きょう特大の場外ホームランを放った大谷翔平。母校の花巻東高校に、大谷以来となる1年生で4番を打った怪物スラッガーがいる。現在2年生の古城大翔で、スイングスピードはメジャー平均を上回る135キロ。いったいどんな選手なのか、高橋由伸が取材した。古城の父は、巨人でコーチを務めている古城茂幸さん。現役時代は勝負強いバッティングで16年にわたり活躍し、高橋とは同学年で大の仲良しだという。古城は高校生ながら木製のバットを使っており、金属バットと違い腕だけで振ってもボールが飛ばないため全身を使ったスイングが身につくという。横浜出身の古城は親元を離れ、岩手の花巻東に進学。すると1年生4番打者としてチームを夏の岩手県大会優勝に導き、甲子園でも2安打を放ちインパクトを残した。古城について、花巻東高校の佐々木洋監督は「パワフルな力あるスイングで、しっかり振りきれるところが魅力的」などと話した。古城擁する花巻東は、あす夏の大会初戦を迎える。
