大阪府岸和田市の市長に対する不信任決議案が可決された。岸和田市議会はきょう、永野耕平市長の不信任決議案について、賛成多数で可決した。永野市長は、およそ1年半にわたり性的関係を強要したとして女性に損害賠償を求められ、解決金500万円を支払うことなどで和解している。永野市長は不倫関係は認め、性加害については否定している。可決された決議では「市長は議会に対して事実を秘匿し、市政の混乱させた」などとしている。永野市長は、不信任決議について「議員との認識に大きなずれがある」と話す一方、対応については、10日以内の辞職、議会解散、失職、すべて可能性があると明言を避けている。