自民党安倍派の裏金疑惑をめぐり、岸田首相は内閣改造や自民党役員を交代させるかについて「危機感を持っている。適切なタイミングで適切に対応を考える」と述べ近く人事に踏み切る考えを示した。首相周辺は人事の時期や規模を慎重に検討する考え。松野長官は辞任を否定。自民党幹部からは大臣だけでなく副大臣・政務官を含め安倍派を一掃すべきだとの声も上がっているが、ある閣僚経験者はこんな時に起用されるのは嫌だとポストを打診されても断る姿勢を示しており、人事の難航も予想される。
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