昨夜都内で麻生副総裁と会食した河野デジタル大臣は、秋の自民党総裁選への出馬意欲を問われ「面白い小説だ」とはぐらかした。河野氏は3年前の総裁選で岸田総理に敗れて以降、所属する麻生派トップの麻生氏との関係構築に力を注いできた。一方で麻生氏と距離のある菅前総理が、総裁選に出るなら麻生派を出るべきだとの意向を示すなど対応を迫られてきた。岸田批判が相次ぐ中、麻生派の一部などから立候補の期待が示され、関係者も「ここで麻生さんに明確に言わないと選択肢から外れる」との意見も出ている。
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