今回の都議補選を受けて、自民党の中からは平沢勝栄元復興相は「大惨敗だ。党の土台の抜本的な変革が必要だ」と話した。また自民党のベテラン議員も「都議補選で4勝以上という控えめな目標さえ達成出来なかったのだから、衆院選の苦戦は必至だ」と話す。都議補選は各選挙区の当選者が衆院小選挙区と同じく1人だけで党勢を測る指標となるとみられる。昨日、BS番組で石破茂元幹事長は、安易に総理の責任に結びつける考えにくみしないと強調した上で、「自民にノーが突きつけられたならば、国政選挙並みに反省しないと、衆院選はどうなるか本当に分からない」と危機感をあらわにした。
過去の2009年7月の「東京からの政権交代」と当時の民主党が訴え、自公がは過半数割れした都議選の翌月の衆院選では、当時、麻生総理だった自民党が政権交代になった。今回の都議補選の結果次第では、自民都連所属の閣僚経験者も「大敗となれば総理はもう立っていられないだろう」と話す。自民党内での厳しい声として安倍派の大西議員は「自民党に対する厳しい批判は明らか。岸田総裁は辞職し、新しい総裁を9月に選ばなければいけない」と話す。また茂木派の笹川衆院議員も「トップがけじめをつけないと、党再生の第一歩にはならない」と話す。
今後の主な政治日程を紹介。7月6〜7日に行ったJNN世論調査では、岸田内閣の支持率は、不支持が前回とほとんど変わらず71.5%、支持が約1.8ポイントプラスになって26.9%となった。また「岸田首相にいつまで続けて欲しいか?」という問いには「すぐに交代して欲しい」が27%、「9月の総裁任期まで」が61%、「できるだけ長く続けて欲しい」が7%だった。
過去の2009年7月の「東京からの政権交代」と当時の民主党が訴え、自公がは過半数割れした都議選の翌月の衆院選では、当時、麻生総理だった自民党が政権交代になった。今回の都議補選の結果次第では、自民都連所属の閣僚経験者も「大敗となれば総理はもう立っていられないだろう」と話す。自民党内での厳しい声として安倍派の大西議員は「自民党に対する厳しい批判は明らか。岸田総裁は辞職し、新しい総裁を9月に選ばなければいけない」と話す。また茂木派の笹川衆院議員も「トップがけじめをつけないと、党再生の第一歩にはならない」と話す。
今後の主な政治日程を紹介。7月6〜7日に行ったJNN世論調査では、岸田内閣の支持率は、不支持が前回とほとんど変わらず71.5%、支持が約1.8ポイントプラスになって26.9%となった。また「岸田首相にいつまで続けて欲しいか?」という問いには「すぐに交代して欲しい」が27%、「9月の総裁任期まで」が61%、「できるだけ長く続けて欲しい」が7%だった。