東京都の小池知事はきのう、総理官邸を訪れ、岸田総理大臣と会談した。知事選挙で候補者乱立の問題などが指摘されたことを挙げ、公職選挙法の改正など対応を求めた。会談で小池知事は、都知事選挙中に街頭演説で激しいヤジが飛び交ったことや、候補者が乱立しポスターの掲示場所が足りなくなったことなどを挙げ、公職選挙法の改正を含めた対応を求めたという。小池知事が「法律の想定を超え問題視されているので対応してほしい」などと伝えたのに対し、岸田総理は特にコメントはせず聞いていたという。また、岸田総理と小池知事は少子化対策や高齢者、災害対策で国と東京都が連携していく方針を確認した。