- 出演者
- 今村涼子 久冨慶子 井澤健太朗 佐々木快 森山みなみ
オープニング映像。
敬遠する高齢者も多いNISA。このNISAをめぐって岸田前総理が率いる議員連盟が政府にある提言をした。議連が提唱したのが「プラチナNISA」。去年1月に始まった新NISAは主に長期的な運用を目的とした制度。プラチナNISAは運用益の一部を再投資に回さず、都度都度分配金として毎月利用者に払い出す想定。岸田前総理らはプラチナNISAの対象を65歳以上の高齢者に限定するよう要望する。思い返せば新NISAも岸田前総理らが推し進め、始まった制度。なぜここにきて高齢者向けのプラチナNISAの創設をもくろんでいるのか。杉本記者は投資になじみのない高齢者にもNISAに参加してもらうことだとした。去年のNISA口座数は2500万以上で18歳以上の4人の1人が開設している計算。割合を見てみると高齢者の利用は比較的少ない印象。専門家は仮にプラチナNISA制度が始まったとしても運用には落とし穴があると指摘。
浮上したプラチナNISA構想。65歳以上が対象、運用益の一部を毎月分配する制度を想定している。専門家は「リタイアしているから働くことによる収入が少なくなる方が多い。日々の生活費を安定的に獲得しながら資産運用も兼ねたいニーズに応える商品。株が大きく下落とうタイミングになると一時的になるにせよ元本が割れるリスクがある。長期で運用できればそれも一時的な含み損で解消できるが期間が限られるとそのまま損失が確定するリスクがあるから注意」などとした。国の提言を受け、プラチナNISAの検討を進める方針。
トランプ政権との関税交渉を担当する赤沢大臣がアメリカに出発した。赤沢大臣は日本時間の明日、ベッセント財務長官などとの協議に臨む。追加関税の廃止を求める他、自動車の非関税氷壁や農業分野などでアメリカ側の要望を見極めたい考え。
アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」がフジテレビの親会社「フジHD」に対し、6月の株主総会に向け、株主提案を提出したことを明らかにした。新たな取締役候補として投資ファンドの共同創業者やSBIホールディングスの北尾社長、STARTO ENTERTAINMENTの福田CEOら金融やメディア業界などから12人を提案している。
中国はアメリカから145%の関税を課されても成長率目標の達成は可能だと自信を示した。中国当局がきょう発表した1月から3月までのGDP成長率は去年の同じ時期に比べ、プラス5.4%となり、目標の5%前後を達成した。国家統計局の報道官はアメリカの関税はある程度の圧力をもたらすが、持続的によくなる傾向は変えられないと先行きに自信を示した。
278人が犠牲となった熊本地震で2度目の震度7の発生から9年。遺族が祈りを捧げた。9年前のきょう、最大震度7の熊本地震の本震が発生し、阿蘇市の大学生、大和晃さんが大規模な土砂崩れに巻き込まれ、亡くなった。発生時刻の午前1時25分に遺族が現場を訪れ、花を手向けた。
政府備蓄米の3回目の入札が23日から25日にかけて行われる。振り分けられるのは2023年の青森県産「まっしぐら」や岩手県産「ひとめぼれ」など10万トン。政府は品薄になりやすい夏の端境期まで備蓄米を毎月放出する予定。中小のスーパーなどにも均等にいきわたるよう対応するという。
安い米を求めてやってきたのは農業が盛んな福井・坂井市。コメ農家の冨田さん、新米作りに向けた準備を進めている。来月から本格的に植え付けが始めるコシヒカリ。福井はコメに圧倒的な愛を注ぐコメ王国。福井市の年間コメ消費量は77.82kgと全国平均+約20kg。2021年から2023年の平均は堂々の消費量日本一。政府はきょう備蓄米10万トンの追加放出の入札を来週23日から行うと発表。スーパーで売られているコメの平均価格は5キロあたり、4214円。14週連続値上がりしている。
日本一お米を食べる福井では米はいくらで売られているのか。やってきたのは坂井市内の道の駅「さかい」。広々として店内、地元産の野菜がずらりと並んでいる。精米サービス付きで売られていたのは「コシヒカリ」。値札をみると5キロ3350円。スーパー平均価格から864円安い。集荷業者から直接おコメを買い付けているため、価格が抑えられている。備蓄にも限りがあるため、早いもの勝ちとのこと。コシヒカリの発祥の地は福井県。コシヒカリとして売り出したのが新潟県とのこと。お食事処茶柱では地元のおかずがずらり、「日替定食」が980円。コシヒカリの炊き方にもこだわりがあった。井戸水を水を気持ち多めにいれ炊いているそう。
きのうからセブン-イレブンで4商品のおにぎりが最大16円値上げされた。セブン-イレブンはコメ高騰による値上げを1月に行っており、今回の値上げの理由はコメではない。原因は海苔。海苔高騰の影響はスーパーでも。大体20%から25%の値上げだという。理由は海水温の高さがずっと高いまま、海苔の生育自体が思ったより芳しくなく、生産数がすくなくなったことで値上がりの1つの要因だとしている。
先月14日、さいたま市立中学校の卒業式、当日卒業生約300人と保護者は1階のフロアでイスに座った。しかし長期欠席や不登校傾向にあった6人は学校の相談員に引率され、2階ギャラリーへ。ところがそこにイスはなく、平均台があった。6人は約3時間もの間、平均台に座らされ続けたという。同じ場所には数人の教員もいたが、学校は記録用のビデオをのぞいていたため、気づいていなかったという。平均台に座らされた卒業生が保護者への訴えから発覚した。この自体を受け、さいたま市、教育委員会は生徒の心を傷つける配慮に欠ける対応だったと、校長を厳重注意し、校長は6人と保護者に謝罪をした。
高齢者向けのNISA創設が浮上。経済対策としてマイナP案もある。自民党の資産運用立国議員連盟では、政府に提言をした。全世代を対象としたNISA、プラチナNISAを提言。新NISAは長期的な運用を目的としている。プラチナNISAは、都度、分配金があるという。プラチナNISAは65歳以上にするよう提案。投資になじみのない高齢者にもNISAはに参加してもらうことが目的だ。NISAの口座数は2500万以上。4人に1人が開設。高齢者の利用は少ない。高齢者に利用しやすい制度設計を検討したという。運用には落とし穴がある。第一生命経済研究所の永濱さんは、元本が割れるリスクがあるという。金融庁はプラチナNISAの検討をはじめる。
物価高、トランプ関税への対応をめぐって、与野党から浮上している家計を支援する対策。現金給付、消費税などの減税、商品券などの案が出ている。あらたなマイナポイント給付を公明党が提案している。マイナカードを持っていない人には現金で給付するという。現金給付案にはバラマキだという批判が強いため、可能性は消えた。消費税を引き下げるかどうかという案が強くなっている。石破総理は実現可能なのか模索をはじめている。側近の中にも反対者はいる。消費税をもとに戻せなくなるという理由などだ。
大阪・関西万博4日目。ブラジル館がきょうオープンした。きのうは、約4万6000人が来場した。1970年の大阪万博では紙のチケットをスタッフがチェックして入場し、長蛇の列ができていた。今回は並ばない万博のシステムに変わった。来場者は、スマートフォンにQRコードを表示させることに苦戦したという。万博IDを登録すると、チケット購入やパビリオンなどの予約ができ、当日、スマートフォンにQRコードを表示させて入場する。新大阪駅などから万博会場に向かうツアーでは、参加者はツアーに申し込むだけ。ID登録やチケット購入は旅行会社が行う。QRコードは紙に印刷した状態で受け取れて、スマートフォンに表示する必要がない。ツアー参加者の80代女性2人は、当日のパビリオン予約に挑戦。添乗員のサポートを受けながら、無事に予約できた。参加者には、紙の会場地図が配られる。日帰りツアーは、万博チケット代も含み13000円ほど。5月上旬までは予約で埋まっているが、GW明けからはまだ空きがあるという。
GWの旅行先にいま急上昇している高知県。名物の屋台餃子に県内外から客が殺到。小ぶりで食べやすいのも特徴の1つ。GWの国内旅行の予約者数ランキングで、沖縄、北海道、長崎が上位にランクインする中、予約者急上昇の部門で高知県が1位に輝いた。高知県といえば、言わずと知れたカツオの本場。特にGWの時期にかけては初鰹が旬真っ盛り。さらに新鮮なカツオを藁焼き体験もしている。スタッフ曰く、まずは塩だという。高知県が急上昇1位の理由について、食・文化・人・自然全てにおいて魅力だが、高知県の人は県民性として自由で知らない人でも誰とでも仲良くなってみんなで楽しみたいという気質があるという。国内旅行に関しても、コロナを経て旅や観光が改めて注目される中で、まだ行ったことない土地への観光の魅力が見直されているという。またHISは、レンタカーで四国を周遊する玄関口として高知から入る旅行者が多いと分析。県民にオススメグルメを聞く中で、ソウルフードに名を連ねるご当地麺は、まんしゅうのあんかけラーメン「じゃんめん」。“じゃん”はしょうゆなどの調味料を表す中国語。都内でも高知県づくしのスポットが、銀座にあるアンテナショップ「まるごと高知」。イチオシは、かつおだしのところてん。意外と知られていないが高知は塩どころ。粒の大きいものや肉や魚に、小粒は野菜や普通の料理に使い分けている。2階のレストランでは、本場のカツオの藁焼きを味合うことができる。
強い寒気の影響で大荒れの天気が続いている中国北部。内モンゴル自治区では砂嵐が発生。街中では視界はほぼゼロ。64の観測地点で最大瞬間風速の記録を更新したという。河南省では風で飛ばされた板が女性に直撃。フードデリバリーは稼ぎ時だが、台風並みの強風で配達ができず。そうした中、1人の配達員が話題に。強風をやり過ごすために宝くじ売り場へ飛び込んだという男性。スクラッチくじを購入したところ、日本円にして約1900万円の大当たり。幸運が舞い込み喜んだ男性だったが、風が弱まると再び配達へ出かけていったという。
ガソリンの全国平均価格が過去最高値に並んだ。今月14日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットルあたり186.5円。3週連続の値上がりで2023年9月に記録した過去最高値に並んだ。
- キーワード
- 資源エネルギー庁