敬遠する高齢者も多いNISA。このNISAをめぐって岸田前総理が率いる議員連盟が政府にある提言をした。議連が提唱したのが「プラチナNISA」。去年1月に始まった新NISAは主に長期的な運用を目的とした制度。プラチナNISAは運用益の一部を再投資に回さず、都度都度分配金として毎月利用者に払い出す想定。岸田前総理らはプラチナNISAの対象を65歳以上の高齢者に限定するよう要望する。思い返せば新NISAも岸田前総理らが推し進め、始まった制度。なぜここにきて高齢者向けのプラチナNISAの創設をもくろんでいるのか。杉本記者は投資になじみのない高齢者にもNISAに参加してもらうことだとした。去年のNISA口座数は2500万以上で18歳以上の4人の1人が開設している計算。割合を見てみると高齢者の利用は比較的少ない印象。専門家は仮にプラチナNISA制度が始まったとしても運用には落とし穴があると指摘。