自民党総裁選に出馬の動きを進めているのは、11人。総裁選への立候補は、自民党の国会議員20人の推薦が必要となるが、推薦人による立候補制度を導入以降最多の候補者は、2008年と2012年の5人だったが、今回はその倍以上となる最多になる見通し。裏金事件で麻生派以外の5派が解散を表明し、派閥単位で支持候補が決められないことと、党内に世代交代の空気が流れていることが、候補者最多に至った理由と考えられているという。裏金問題で自民党の派閥が解散する中、麻生派だけは政治団体として存続する方針で、現在54人の議員が在籍している。14日夜、茂木氏は都内のステーキ見せで2時間余り会談をした。16日には河野氏と麻生氏が会談している。他にも、解散を表明している他派閥でも会合が行われているとみられている。久江さんは「以前、私はこの番組でキングメーカーは麻生さん・菅さんと言いましたが、麻生さんは派閥を継承したいというのもあり、河野さんに乗るしかないんですよね。菅さんは無派閥の象徴的な存在なので、推薦には石破さん・小泉さん・加藤さんという名前が出ています。結局、自民党の派閥は結局解散していませんが、政策集団として必要という声も出ていますし、解散した後もこうやって支持をする人たちが集まってグループが形成されるのは自然な流れなのかもしれない」などと話した。