自民党総裁選について。自民党本部では憲法改正実現本部が開かれた。岸田総理は「一括して国民投票にかけるべく議論を加速化させるその準備が整ってきた」などと話した。「憲法改正」について。高市早苗氏は「日本国憲法の改正、もう必ずやり遂げましょう」。小林鷹之氏は「(衆議院予算委員会憲法審査会の)幹事を近年務めてまいりました。これまでの経緯を全て知っているからこそ人一倍思いが強い」。小泉進次郎氏は「憲法改正は自民党が69年前に立党されてからの国民の皆さんとの約束と考えている、国民投票を1日も早く実施したい」。自民党幹部は「憲法改正についてはおそらく全員賛成でしょう。みんなだいたい同じニュアンスだから争点にはならない」との見方が出ている。自民党は憲法9条をめぐり、従来の条文を維持した上で自衛隊追記を前提とするなどとした論点をまとめる。自民党憲法改正実現本部・古屋本部長は「この憲法実現本部に取りまとめたこの考え方の範囲内で議論していただきたい」。自衛隊の明記は憲法9条2項の条文削除が前提と今回の自民党の主張とは異なる主張をしていた石破元幹事長は「今回これで決まった以上またそういう議論を振り出しからしてもしょうがない。だからこれで終わりではないと申し上げたのはそういうこと」と述べ、持論を事実上封印。8月のJNN世論調査。次の総理に最も取り組んでほしい政策は?1位・物価高対策、2位・年金、医療、介護などの社会保障制度、3位・賃上げなどの景気対策、7位・憲法改正。