6月に行われる韓国大統領選挙に先駆け、最大野党・共に民主党は李在明前代表を公認候補に決定した。李氏は党内の予備選挙で他の候補を大きく引き離し公認候補に選ばれた。李氏は尹前大統領による戒厳で分断された社会を再び団結させ「真の韓国」へ導くと強調。李氏は最新の世論調査で他党の候補にもリードしていて”最有力候補”ともされている。日本への強行的な発言で知られるが、最近は日韓や日米韓協力の重要性を認めている。立候補表明後も竹島などを巡り「歴史問題や独島について争うことはある」としながら「経済や文化、社会的な側面まで争う必要はない」と述べている。一方で公職選挙法違反事件で最高裁で審理を受けていて、大統領選までに判断が示されれば影響を受ける可能性がある。