宮内庁は、容体が悪化していた入院中の三笠宮妃百合子さまについて、呼びかけに頷くなど意識はあり、静かに静養されていると明らかにした。皇室最高齢の101歳で3月から入院中の百合子さまは、7日の検査で心臓や腎臓など全身の機能が低下していることが分かった。一昨日には声かけをしてもお休みになられている状態だったが、昨日は声かけにうなずくなど意識はあり、静かに静養されている。百合子さまの容態悪化を受けて、孫の彬子さまは訪問先の英国からきのう朝、急遽帰国し、空港から病院に直行して百合子さまを見舞われたほか、高円宮妃久子さまらも病院を訪問された。