不燃物や粗大ごみの処理施設でリチウムイオン電池が原因と見られる火災が各地で相次いでいる。江東区の施設では一昨年、リチウムイオン電池を砕いたことが原因と見られる火災で施設の一部が焼け、一時不燃ごみと粗大ごみの受入に影響が出た。今年1月、埼玉県川口市のごみ処理施設でも一般ごみの中に混入したリチウムイオン電池が原因とみられる火災が発生し、ごみ処理昨日が完全に停止した。リチウムイオン電池は多くの小型家電に使われているが、回収方法は自治体によってバラバラ。環境省は今日、全国の市区町村にリチウムイオン電池を他のごみと分けて回収することの徹底を求める通知を出した。環境省はゴミステーションのほか、役所などに回収ボックスを設置することを推奨している。