ヘリウムの沸点はマイナス269℃と極めて低い温度で液体を保つ数少ない物質。この特製を利用し強い磁場と熱を発するMRIの冷却剤として使用されている他、科学的に安定し燃えない性質から半導体製造では不純物を取り除く用途でも活用される。代替が難しい特製と高い安全性、ヘリウムは日本の先端産業を支える“黄金のガス”と呼ばれている。輸入・販売を手掛ける「日本ヘリウム」ではこれまでアメリカとカタールからほぼ半々で輸入してきたが、カタールから調達していた分をアメリカにシフト。現在は約2カ月半分の在庫を確保しているが長期化すれば重大な影響を及ぼすことになるとしている。
