埼玉県川越市の「霞ケ関第二浄水場」は、約4万世帯に水を供給している。今年4月からは、水道管の水圧を利用した「マイクロ水力発電システム」で発電を開始。住宅街に水を届ける際に生じる圧力を活かし、年間166MWhを生み出している。発電した電力はすべて売電し、設置する代わりに売電収入の一部を自治体へ還元している。現在、同様の発電は全国62カ所で稼働しており、安井さんは「今後は100カ所への導入を目指したい」と語った。
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