古河電気工業は海外を含め124のグループ会社を持ち、国内に7つの事業所、8つの営業所、4つの研究所がある。年商は1兆565億円、従業員数は5万2757人。得に力を入れているのが光半導体を使った事業。レーザーとは光を増幅させ1点に集約したもの。その役割は金属加工から治療、情報通信まで幅広く、古河電工は金属加工や情報通信の分野で高い競争力を持っている。合わせて180個の光半導体から生み出される高出力のレーザーは1つに集約してから照射される。こうして作られたレーザーは金属に深く溶け込むことから、従来のレーザーより高い性能を発揮する。