厚生労働省の調査によると建設業は運輸、郵便業に次いで労働時間が長く長時間労働が課題となっている。建設業は今月から時間外労働が厳しくなった。現在、東京23区ではビルの構想ラッシュが続いている。そうした現状の中では片道1時間以上かけて通うケースも多くなっている。埼玉県のクレーン会社の会長は「保管場所を東京23区に確保するのは土地の賃料が高く厳しい。その結果都外からクレーンを移動させるので拘束時間は長くなる」と話した。1都3県では業界団体がゼネコンに対して要望活動を行った。15時までには現場の作業を終わらせることを原則として欲しいという内容だった。