世界需要の数百年分を満たすとの試算もある南鳥島周辺のレアアース泥。探査船「ちきゅう」がその回収に行っていたが、世界で初めて成功し、約1カ月ぶりに帰ってきた。レアアースは自動車のモーターやスマートフォンの部品などに使われるが、日本は7割以上を中国からの輸入に頼っている。先月、中国が軍事転用の可能性がある品目の輸出禁止を発表したことで、将来的な供給への不安が拡大。中国依存からの脱却に向けて、レアアースの国産化が注目されている。内閣府プログラムディレクターの石井正一氏は「脱水処理をしてマッドケーキ状態にして成分分析をかけていきたい」と話した。探査船「ちきゅう」は来年2月から本格的な採鉱試験を始める。
