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「帝京大学ちば総合医療センター」 のテレビ露出情報

病院数も減少の一途をたどる中、問題となるのが「医療の空白」。医療政策の専門家である吉村氏によると、医療の空白とは医療スタッフの確保などから病院が撤退し、十分な医療を受けられないエリアが生まれること。吉村氏はそんな医療の空白を埋めるため、医療データを分析し課題解決に挑んでいる。実際、4年後に大学病院の移転によって医療の空白が迫っている近郊都市がある。それは千葉県市原市、市内にある帝京大学ちば総合医療センターの移転によって、医療の空白が起こる可能性があり。その対策のため、市の担当者と打ち合わせを重ねてきた。この日、収集したデータをもとに打ち合わせ。市内で唯一救命救急や高度医療を行う大学病院が、4年後約15km先に移転すると今あるエリアに住む10万人以上に影響が出るのではないかと懸念されている。この医療の空白はどうすれば埋められるのか。吉村氏は、高度な医療を必要としている患者の多くは移転先にも通院が可能なため、影響は最小限に食い止められると推測している。高度医療以外の患者への影響については、少子高齢化の影響で市原市の人口は減少傾向にあり、地域の入院患者も2035年以降減少すると予測できるため、移転後も周辺病院と連携することで医療の空白は防げると判断し現在調整を進めているとのこと。
周辺病院の1つである千葉ろうさい病院の見解は、ある程度患者が流れてくると思うが、患者数が増えたからと言って簡単に医療スタッフを増やせない状況があり、今の人員でカバーせざるをえないとのこと。さらに追い打ちをかける、薬不足。千葉ろうさい病院でも、なかなか提供できないという通知がよく来ていると話し、痛み止めの麻酔薬や抗生物質などが不足しているとのこと。これが続くと深刻な問題になっていくといい、医療現場は課題が山積みだと話した。
住所: 千葉県市原市姉崎3426-3
URL: http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~chiba/

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