ドラマ「下町ロケット」ガウディ計画の取材に協力した企業の医療製品が実用化された。中小企業の「福井経編興行」や「帝人」などは先天性心疾患の子どもの負担を軽減する医療用パッチ「子ども用医療機器・シンフォリウム」を来月発売すると発表した。従来のものは伸張性がなく成長に合わせて再度手術する必要があり、パッチを付け替える必要があった。今回のパッチは成長に合わせて約2倍の大きさまで伸張可能で再手術のリスクが減ることが期待されている。開発期間はおよそ10年で、大阪医科薬科大学・根本慎太郎教授は「これからまだやらなければならないことはたくさん。ようやく始まりの終わりがきた」と話した。