今年度の上半期の企業倒産は5000件に迫り11年ぶりの高い水準となった。帝国データバンクによると今年4月から9月までの全国の企業倒産は去年の同じ時期と比べて782件多い49940件となった。食材や光熱費の上昇のほか、人材確保のための防衛的な賃上げが経営を圧迫し、ラーメン店や居酒屋といった小規模な飲食店の倒産が増加した。また人手不足倒産は163件で上半期の過去最多を記録し、“2024年問題”で人手不足が深刻な「運輸・通信業」の倒産が多くなっている。
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