きょうのテーマは「“カカオ高騰”変わるバレンタイン」。帝国データバンクが全国の百貨店・ショッピングモールなどに展開する150のブランドに行った調査を紹介。今年のバレンタインチョコ(1粒あたり)の平均価格は418円。2022年は356円、2023年は378円、2024年は395円だった。カカオ豆の高騰は原産国の天候不良や包装資材・輸送費の値上げが原因。昔のように手が出しやすい価格に戻ることは考えづらく、高値はこれからも続くという。きのう、東京・松屋銀座の「Ginza Valentine World 2025」は多くのお客さんで賑わっていた。今年はカカオの使用量を減らした商品が多い。値段を抑えながらチョコレートをしっかり楽しんでほしいと配合なども工夫しているという。刈川くるみはチョコは大好きだが高いので、チョコ以外のものでバレンタインを贈ろうと考えているなどと話した。松屋銀座が調査した今年のバレンタイン事情、誰のために買うのかというランキングを紹介。1位は「自分チョコ」64.1%、2位は「本命チョコ」52.1%、3位は「友チョコ」25.7%、4位は「義理チョコ」24.2%。自分チョコの予算について、去年の平均は3821円、今年は9277円だという。番組はきのう、チョコレートを買いに来た人に自分用のチョコはどれくらい買ったのかを聞いた。インタビューをした中の最高金額は10万円。バレンタインデーの始まりを紹介。欧米では2月14日は愛する人に贈り物をする日。1932年、日本の洋菓子メーカー「モロゾフ」がバレンタインにチョコレートを贈るというカタログを出したことが最初だと言われている。1935年、日本に出される英字新聞に日本初のバレンタイン広告が掲載された。1960年代、女性から男性へ愛の告白をする場所として定着。1980年代、女性の社会進出もあり、職場で義理チョコ文化が広がる。2007年、当時高校生だった斎藤佑樹は取材中に報道陣からチョコを貰ったこともあった。さらに女性の社会進出が進み、2000年代になると、ビジネスパーソンとして男性も女性も対等な関係になったため、女性から渡すこともなくなった。