今年の夏のボーナスについて、去年より多く支給する予定の企業は33.7%との調査結果が出た(帝国データバンク調べ)。前年比5.8ポイントの減少。ボーナス額をアップすると回答した企業は、大企業で38.4%、中小企業で33.0%、うち小規模企業では27.0%。今年の春闘で大企業の賃上げ率が過去2番目の高水準となっており、企業間格差も浮き彫りとなっている。全体のうちボーナスを支給する企業は82.7%で前年比2.3ポイント低下。正社員1人あたりの平均支給額は45万7000円で前年比1.8万円増加。トランプ関税などの影響で先行きが見通せない中、夏はボーナス額を控えめに抑え状況次第で冬のボーナスで不足分を支払う企業もある。