原子力発電に伴って発生する「核のごみ」の最終処分地の選定をめぐり、経済産業省から調査の第1段階となる「文献調査」の申し入れがあった常陸大宮市では、市議会議員が意見を出し合う協議会が非公開で開かれた。1週間前に開かれた協議会では、16人いる議員それぞれが市民の声を聞いて考えをまとめる必要があるとされ、議員たちは再度行われた今日の会合で調査に対する意見を1人ずつ述べた。終了後、記者団の取材に応じた秋山信夫議長は協議会では賛否を取らなかったとしたものの「皆さんのことばから、賛成と反対の人は大体半分くらいだと思う」と述べた。また、意見の中には、「何十年先を考えれば受け入れはよいことだ」とするものがあれば、強硬に反対する声もあったという。その上で、秋山議長はおよそ1時間にわたって意見を録音した音声データを今日鈴木定幸市長に手渡し、調査を受け入れるかどうか判断を委ねる考えを示した。市内では受け入れた場合の風評を懸念する声も出ていて、鈴木市長が今後議員の意見などを踏まえてどのように対応するかが焦点となる。
