岸田首相は、被災地の状況などを把握するため能登半島地震の被災地・石川県を早ければ13日にも訪問する方向で検討している。一方、天候や余震などの状況次第では延期することも含め調整している。こうした中、政府が能登半島地震の被害の対応で来年度予算案の予備費を現状の500億円から1兆円に倍増させる方向であることがわかった。2016年の熊本地震で補正予算で7000億円以上を積みまししたことなどを念頭に被害全容が見通せない中迅速な対応を意識したものだという。財源については今年度予算の予備費約4600億円を順次活用する方針。