最後のキーワードは「耐震化」となる。マンションの耐震基準は1981年以前の基準である旧耐震基準とそれ以降の新耐震基準がある。旧耐震基準で建てられた建物は震度5程度を想定されており、熊本地震では旧耐震基準のマンションのうちおよそ44%が半壊以上の罹災証明を受けていた。新耐震基準のマンションでも被害があり半壊以上でも27%以上となっていた。全国のマンションの7戸に1戸の103万戸が旧耐震基準で建てられたマンションだとされており、その中にはまだ耐震化されていないマンションもあるという。
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