自民党が非公認とすることを決めたのは12人。一方で裏金議員ら34人には公認を出した。石破総理はこれまで公認非公認の線引きは党の重い処分を受けたのか政治倫理審査会で説明したかどうか、そして地元の理解を得られているのかといった基準を挙げていた。きょう新たに追加された6人については「地元の理解を得られているか」などの基準で精査された。ただ石破首相は公認については自民党が勝てるかという観点からも判断するとしており、公認候補には非公認の候補よりも不記載額が低い議員もいる。立憲民主党の野田代表はきょうの党首討論で「選挙で勝てるかどうかという観点で判断するというのでは事の悪質度とは関係なく、公認非公認を決めているように聞こえる」と反発。裏金隠し解散ではないかと批判している。衆議院選挙は今月15日公示27日投開票。