石破首相が続投の意向を示す中、自民党では明日、臨時総裁選の実施を求める国会議員と都道府県連の代表者が書面を提出するなどして意思を示し、総数の過半数に達するかどうかで実施の是非が決まることになっている。これについてNHKの日曜討論で自民党議員が意見を交わした。実施に賛成の立場からは「できれば投票行動の前に決着がつく方が党内は一枚岩で臨時国会を迎えられる」や「両院とも少数与党の中で政治をどう前に進めたらいいか、民意にどう応えるのか。そのために挙党一致体制を早急に作る必要があり、その過程において総裁選はものすごく大きい」などの意見が出た。一方慎重な立場からは「責任をとって辞めろというだけでは前に進まない」や「選挙は本人の責任で負けるので総理に責任転嫁するのはとんでもない。また旧派閥がいろいろ動いているので引っ込んでもらいたい」などの意見が出た。