橋本絵莉子が選ぶ天才6人目は平野啓一郎。2012年に新書「私とは何か」が14万部を超えるベストセラー、「分人主義」が話題となった。橋本は「分人主義」の考え方がスゴイと語った。私たちは相手によってキャラクターを使い分けることで本当の自分が分からなくなっている。平野は複数のキャラクター(分人)を全て本当の自分と捉えるよう提唱した。東野幸治で例えると、地上波で真面目にニュースを語る東野、YouTubeでデニムを愛でる東野、天津・木村と登山する東野、その全てが本当の東野幸治と捉える。「自分らしさって何?」と感じていた橋本は「なるほど」がたくさんあったという。東野は深く考えず、手前くらいで終わらすと語り、あんまり打ち合わせ聞いてないと明かした。