張本選手について「落ち着いてた」「勝ったあとの感情の爆発」「パフォーマンスも良い」などとコメント。世界ランキング2位で今年の世界選手権のチャンピオンの王楚欽に対してゲームカウント4-2で、3年ぶり2度目のWTTチャンピオンズの優勝となった。8連敗していた相手に勝ったという大金星でもあった。張本智和と王楚欽の対戦成績は2勝12敗。直近のUSスマッシュ2025では、決勝で戦いストレートで負けていた。ロンドン五輪銀メダリストの平野早矢香氏によると、王楚欽は威力のある両ハンドドライブが特徴で、中国の中でも今一番強い選手で張本智和の一番のライバルだという。張本選手は勝因について、「チキータレシーブが一番得意だが王楚欽だけにはそれが通用しないので、自分の苦手なところで、そして相手の苦手なところで苦手同士で戦うことも必要」などと述べた。