卓球のパリ五輪日本代表候補予定選手に関するトーク。男子では、張本智和、戸上隼輔、篠塚大登が選出され、女子では、早田ひな、平野美宇、張本美和が選出された。女子の3枠目をめぐっては、伊藤美誠と張本美和の一騎打ちとなっていた。1・2枠は、パリ五輪選考ポイントで決まり、そのポイントで、伊藤は3位、張本は4位だった。3枠目は、シングルス選手とのダブルスの相性などを考慮し、強化本部が推薦する。日本卓球協会はきょうの会見で、張本は、ダブルスが組めて、団体戦で、シングルスでもダブルスでも活躍できるなどと評価した。平野早矢香によると、張本のここ1年ほどの対中国戦の試合内容が今後の活躍を期待させるもので、中国戦を意識した選出とみられる。日比は、3枠目は、チームとして、どれだけ盛り上げ、サポートできるかも求められるところであり、張本がどのような存在感を放つか注目されるなどと話した。中国メディアも、張本美和の選出を報じていて、発表前には、中国代表チームにとって、張本美和は最大の脅威であると伝えるメディアもあった。混合ダブルスでは張本智和と早田ひなのペアが世界ランク2位であることから、張本兄妹ペアの出場の可能性は限りなく低いとみられる。