73歳の伊藤さんは家賃7万円のアパートに一人暮らしをしており、収入がアルバイト代10万円と年金6万円。部屋は服や帽子、カバンなどで埋め尽くされており、伊藤さんは値段が安かったり好きなものがあると買ってしまうと話した。18歳で上京しバーテンダーなど夜の街で働いていた伊藤さんは年金のことなど考えておらず保険料を支払っていなかったという。30歳で結婚し義父の会社に勤務した頃から年金の保険料を納め始めた。約10年前に熟年離婚し会社も退職、年金とアルバイトに頼る生活になった。苦しい生活の中でも好きなものに囲まれる生活が幸せだと語った。